フォークを使えない子供たち

先週末、夕食にご招待頂いたWill & Angelaご夫妻とはJapan Trekを通じて仲良くなったのですが、その際にアメリカの教育事情について面白い(笑えないけど)話を聞いたのでちょっと共有させて頂きます。

最近、一部の小学校では給食に手で食べられるもの(サンドイッチとかハンバーガーとか)しか出さないとのこでした。何故ならフォークやナイフは武器になり得るから。。。そしてこれは他の誰でもない学校側が何か起きた時に法的な責任を追及されることを恐れているため、決めたことのようです。一瞬笑い話のようですが裏には公立学校の著しい質の低下が原因として挙げられます。毎日子供が無事に帰ってくるまで安心出来ない、そんな気持ちで子供を学校に送り出す親のことを考えると笑えない話だとすぐ気付きます。

ですのでAngelaは「子供が出来たら絶対に私立よ!」と言っていましたし、Angelaの友人も自宅で自分達で子供を教育すると宣言していたそうです。但し、治安及び環境の悪い学校に子供を通わせているのはそもそも選択をするだけの財政的な余力が無い家庭の人が大半なので、多くの人にとってはあまり現実的な解決策ではないのかも知れません(そもそも私立や家庭教育が良いかという議論は置いておいて)。これは貧富の差が激しいアメリカでの話なので、地域によってはクオリティの高い公立の学校があるところも沢山あると思います。従って一般化は危険ですが、教育は社会の大きな問題の一つであることは間違いありません。

以前も少し書きましたが現在Social Impact and Responsibilityという選択科目を履修しているのですがその中でも「教育」に関するケースを取り扱う機会がありました。またNon-Profit Leadership Developmentの授業でのチームプレゼンテーションではFor Profit Education(営利の教育機関)の可能性についてというテーマを勉強しているチームもありました。それぐらいアメリカ人は教育に対する関心が高いと言えます。ご存じの方も多いと思いますがTeach for AmericaというNon-Profitは大学生の人気就職先ランキングで常にトップ10に入る程です。

そんな中、日本の教育制度はどのような問題を抱えているのだろうか?と考えてみたのですが思いの他、自分の知識が欠落していることに気付きました。モンスターペアレントと言った新しい言葉も出来たようですし、日本の教育制度についてもう少し掘り下げて勉強をしてみたいと思うきっかけになったディナーでした。
[PR]
by yoshi_525600 | 2010-03-30 23:00 | Philly生活


NO DAY BUT TODAY


by yoshi_525600

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

はじめに
Wharton MBA
社会起業/Social Impact
キャリア/就活
Philly生活
NYC生活
東京生活
MBA受験・留学準備
書評・テレビ観戦
音楽・ミュージカル

以前の記事

2011年 08月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
more...

Twitter & ブログリンク

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧