草食系の考えるアメリカのネットワーキング

自称「羊型草食系」の私は基本的にムシャムシャと草を食べて、スヤスヤとお昼寝をするのが好きなのですが、やはりビジネススクールに通っているとある程度自分から積極的に動かないと得れるものも少なくなってしまうのは今までのエントリーからもお分かり頂けると思います。そんな中で特に羊さんの課題となるのはネットワーキングです。。。

MBAを何で取りに行くのか?という質問に対してネットワークを築きに!と答える人は結構大勢いると思います。この場合はネットワーク=友人作り、という側面が強い場合が多いのですが、中には同級生の枠を飛び越えたネットワーキング(教授や卒業生の学校関係者に加えて自分が興味がある分野の専門家等)を実行している人もいます。また、学校の就職活動に関連するセミナー等に出席すると口を酸っぱくして言われるのはネットワーキングが如何に大事かという点です。ここまででネットワークやネットワーキングという言葉を連発してきましたが、非常に分かりづらい言葉ですよね。何を持ってネットワークと呼ぶのか?どこま親しくなったら自分のネットワークの一員になるのか?定義は人それぞれでしょうが、個人的にはネットワークという言葉に囚われず活動の本質を表しているより適切な表現はRelationship Buildingだと思います。

アメリカで就職活動をして一番感じたのは日本の大学の就職活動同様にOB/OG訪問をしたり、リクルーティング・イベントのレセプションで自分を売り込んだり、名刺をもらったらその日のうちに御礼のメールを書いたり等の約束ごとが多く存在することです。ただし、ビジネススクールにおいて一番違うのは(これは日米の違いというより新卒・MBA卒の違いの方が大きいかも知れませんが)その形式的なやりとりからもう一歩踏み込んだ関係構築が普通に求められている点です。加えてネットワーキングの受け手(会社の人であったり)もそのような積極的な関係構築活動を学生に対して自ら実施しています。数年たったら自分を採用する側に回っているかも知れない、という打算的な考えもゼロではないと思いますが、何より優秀な人との関係構築はその場の損得勘定を抜きにして貴重な財産になるからでしょう。相手を後輩、将来の部下と見ず、一人の独立したビジネス・パーソンとして評価しているからなのではないかと思います(これは年功序列的な考え方をしているとあり得ない発想ですよね)。

ということで一般的に日本は人間関係重視で、欧米はドライだと言われますが僕の印象は欧米(少なくともアメリカ)は日本と同等かそれ以上にウェットな人間関係が重視される俗人的な社会であるという点です。所謂コネという言葉はありませんが、実体としてコネもleveraged my relationship(connection)という言い方をされて一般的に見られます。そしてその人間関係構築のプロセスにおいては今までのブログで書いてきたような能動的な活動を実践する必要があります。多少なりとも図々しく相手にアプローチをして自分が良く見えるようにプレゼンすることによって、相手に自分はその人の貴重な時間を割く価値のある人間だと思ってもらわなくてはなりません。残念ながら羊さん的には勉強でも仕事でもいいので何か作業を一緒にしてそのこでの働きっぷりを評価してもらいながら中長期的に関係構築出来れば良いのになーと思ってしまうですが、ここは狼の皮を被って頑張る必要があります。

長くなってきたので具体的な心構え、対策はまた次回。。。
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by yoshi_525600 | 2010-06-15 22:00 | キャリア/就活


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