カテゴリ:社会起業/Social Impact( 7 )

Wharton Social Impact Conference Co-Chair就任

さて、書きたいことが溜まりまくっているので今週末はどんどん吐き出して行きたいと思います!そしてその第一弾はSocial Impact Clubの幹部ポジションについて!

この度2010 Wharton Social Impact ConferenceのCo-Chairに就任しました!僕がWhartonに入学することに決めた時の目標の1つはWhartonのSocial Impactの分野での知名度を上げることだったので、今回の選任は本当にうれしいです。パートナーのKathyと共にクオリティの高いConferenceを創りあげて行きたいと思います。またこの役職はSocial Impact ClubのVP of Conferenceという肩書もあるので念願のSocial Impact Clubの幹部チームに入ることが出来ました。そして今週末は早速その活動として1年前のブログでも書いたWelcome WeekendのBrunchに参加してきます!

先ほどWelcome Weekendのパネルディスカッションに顔を出してきたのですが、教室が満席になるほどこの分野に興味のある合格者の人たちが集まっていて本当に嬉しくなりました。まだ進路を迷っている人もいたようですが今日の在校生の熱いメッセージが届いたようでしたらとても嬉しいです。僕自身もパネリストの話を聞いて、初心に帰りこれから残りの1年強の留学生活で何を達成したいか考えることが出来ました!
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by yoshi_525600 | 2010-04-16 11:00 | 社会起業/Social Impact

領域を超えたリーダーシップ

昨日の記事の続きになりますがGovernment、For-Profit、Non-Profit/Non-Governmentのコラボレーションについてのプレゼンテーションが終わった後の教授の話の要約(意訳)は以下の通りです。

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通常自分が所属する領域は「○○である」「○○をする」と定義されるものなので、活動の領域が「○○でない」と定義づけされるのは異例なことである。そういう意味では政府と営利ビジネスが解決することのできない問題の解決策を探るための組織がFor Profitではない(NPO)、Governmentではない(NGO)と定義されたのは異例ながら極めて合理的な判断であったと言える(そもそも政府や営利ビジネスが問題を解決出来るのであればNPO/NGOは不要)。これらのNPO/NGOは、従来の政府対営利ビジネスという枠組みを超えた形での活動・リーダーシップを発揮する主体として期待されたのだが、やがて活動を続けていくうちに徐々にNPO/NGO自体が新たな3つ目の領域になってしまい、自分達の枠組みの中で物を考えるようになり、領域を飛び越えた活動・リーダーシップが発揮出来なくなってしまった。

Cross Sector Collaborationというと、これらの3つの異なった領域をうまく協業させることによって、例え個々では異なった目的を持っていたとしても協力関係を通じて築いた問題解決策モデルで社会問題を解決していこうという概念。但し、当然のことながら各領域には目的に加えてそれぞれの感情や価値観があり、これらの感情や価値観はとても強い力を持っているので思ったような成果があがり辛い。従って今の時代に真に必要とされているのはこれらの3つの領域を取り纏める力ではなく、これらの3つの領域を超えた次元で物を見て判断できるリーダーシップである。これらの3つの領域を空のように上から包み込む役割とも言えるし、大地のように下から支える役割とも言える。口でCross Sector Collaborationが必要と言うの簡単だがそれが実際何を意味しているのか、Cross Sector Collaborationに何が必要とされているか、今回の課題を通じて君たちにも少しは分かってきたのではないか?
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僕自身が教授の話を正しく理解して、正確に伝えられているか疑問ですが個人的にはまたしても深い学びがあったと感動しました。ちなみに上記文章で頻繁に「領域」という言葉を使っていますが教授は「Domain」という言葉と使っていました。

ビジネスと社会貢献の融合とかトリプル・ボトムラインの投資は所詮、各領域の枠組みに縛られいてる発想なんだと気付かされました、、、一つの領域の中で高みを極めること自体とても難しいことなのに、それを更に超越するリーダーになると言うことはその先の更に先であまり現実感がないのですが、目標は高く頑張って行きたいと思います。
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by yoshi_525600 | 2010-04-04 13:00 | 社会起業/Social Impact

Haitiの悲劇を忘れない

先日、Non Profit Leadership Developmentの授業のプレゼンテーションでHaitiを取り扱いました。テーマはCross Sector Collaborationについて。

皆さんはHaitiの復興のために必要な費用がHaitiの地震前のGDPを大きく上回ることをご存じでしょうか?そんな大量の財力・労力を必要とする復興活動を実現するにはやれ政府だ、ビジネスだ、非営利だと縄張りを意識した活動をしていては埒が明かないでしょう。加えて極度の貧困に一般国民は苦しんでおり、政府は麻薬や賄賂の世界に手を染めており、地域的に台風の被害を毎年受けてしまう、、、Haitiはそんな困難を数多く抱えています。長期的な視野に立つと今この瞬間で苦しんでいる国民を救えない。短期的な行動ばかりすると持続可能な再建は測れない。。。

残念ながらチームとして解決策は見いだせませんでしたが、どのようなことを考えれば良いのかヒントは見つけだすことが出来たと思います。加えてプレゼンテーション後に教授が学生に伝えたメッセージには色々と考えさせられました。これについては改めてエントリーします。

さて、こちらのビデオはHaitiの歴史と現状を伝えるためプレゼンテーションのイントロ用としてチームが作成したものです(音楽はk.d. LangのHallelujah)。これを見ながら涙している同級生が何人かいました。それの様子はJapan Trekで原爆資料館に訪問した際に涙を流していた友人とかぶるものがありました。Haitiと広島の原爆、必ずしも比較することが適切では無いかもしれませんが、我々が一生「忘れてはならない悲劇」という意味では共通点があるのかも知れません。



<追記> ちなみにイントロのピアノのところでは以下のメッセージが読み上げられました。

• 1804 Haiti becomes the First Black republic. Haiti must also pay France $147 Million dollars in retribution for their Independence
• By the 20th century Haiti has seen 22 heads of state fall due to violent means, corruption and rivalries amongst its people. From 1915-1934 Haiti is occupied by the U.S Marines.
• 1957 Francois Duvallier- known as “Papa Doc” is elected president with the support of the CIA. He terrorizes the country killing off any opposition and declares himself president for life
• 1971 Papa Doc dies leaving “Baby Doc” his 19 year old son President of Haiti. Baby Doc rules with force, corruption and instability until he is exiled 15 years later
• In 1950 the unemployment rate was 50% and in 2000 the unemployment rate rose to 70%
• Today nearly 8 out of 10 Haitians live on less than 2 dollars a day
• Forests that once covered the entire country have been reduced to less than 2% of the total land area today
• In 2010 the literacy rate is 53%
• January 12th, 2010 at 9:53pm
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by yoshi_525600 | 2010-04-03 13:00 | 社会起業/Social Impact

Summer Public Interest Fundの存在

今日は就職活動の一環としてSummer Public Interest Fundなる組織の説明会に行ってきました。名前だけを見ると企業名のようですが、これはNPOや公的セクターで夏のインターンを志している学生へ資金提供をする団体です。個人的にはとても素晴らしい団体(仕組み)だと思うので簡単にご紹介させて頂きます。

以前も少し触れたかもしれませんが、アメリカでは社会的な意義を持つ事業を営んでいるNPOや公共団体に就職をしたいと考えている学生は数多くいます。ただ一方で採用する側のNPOや公共団体は所謂MBA生を対象にリクルーティングしている企業(投資銀行とかコンサルとかファンドとか事業会社とか)が支払うような給与は当然支払うことが出来ません。。。MBA生の大半は大きな借金をして学校に来ていますのでこれは深刻な問題です。志は高く非営利で働くことを夢見ているものの、ローンの返済のための資金確保も必要なためNPOへの就職をあきらめる学生も多くいるようです。

そこでSPIFのような組織が活躍します。SPIFは文字通りファンドなのですが資金源はWhartonの学生です。この季節になるとSPIFはWhartonの学生に対して「自分の同級生で非営利で夏のインターンをしようとしている人たちを支援するために寄付をしないか?」と持ちかけます。目安としては自分が夏にインターンする先(例えばコンサル)の給料の1%と言われています。数字は適当ですが、例えば2カ月で100万円の給料を支払うインターンを確保している人は1万円を寄付します。もちろんこれは任意なので寄付したければすれば良いだけです。

こうしてWhartonにいる1700名近い学生の何割かが個々で小額ながらファンドへ寄付をします。例えばこれで300万円集まったとしましょう。これだけであればいい話なんですが、ちょっと物足りないところなのですが、Whartonはここで集まった金額と同額をWhartonとしても寄付をすると宣言してます(上限はありますが)。なので学生の間で300万円集まったら実際にファンドに集まる資金は600万円になるわけです。この600万円を選考を受けて選ばれたNPOや公共団体で夏のインターンをする学生に給与補填という形で配分するのです。もちろん悪意を持って資金を取りに来る学生を避けるため資金援助を希望する学生側のアプリケーション・プロセスは結構厳しいようです。

クラスで自分の隣に座っているNPOを目指している友達を助けるために寄付をすると、それが倍になってその学生へ資金が提供される、そんな素敵な仕組みです。こういう仕組みが存在することによって、優秀な人材が非営利や公共セクターに輩出されて行くのがアメリカの凄いところだと改めて関心させられました。
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by yoshi_525600 | 2010-03-23 23:00 | 社会起業/Social Impact

社会に対するリターン(Fill This Night)

ブログのデザインを変えてみました。本当はタイトルも変えたかったのですが良いアイディアが浮かばず断念してしまいました。なんか良いタイトルないかな、、、元々このブログではSocial Impactをテーマにした記事を書いて行きたいと思っていたにも関わらず、忙しさを言い訳に日常についてダラダラ書いているだけになってしまったので、これからはもう少しSocial Impactについて書いて行きたいと思います。

さて、今日のテーマはSocial Return on Investment。随分前にWharton Social Venture Fundのメンバーになりましたー、と書きましたが年末にプロジェクトが決まり、本日正式にキックオフ・ミーティングがありました。詳細は守秘義務の観点から割愛させて頂きますが、我々のクライアントは社会的な責任を果たすベンチャー企業のインキュベーターで、このインキュベーターのためにベンチャー企業が生み出す社会に対する価値(リターン)の評価基準を考えることです。この評価基準が必要の理由は二つ。第1に企業をスクリーニングする際に横比較が可能な客観的な基準としてインキュベーターや投資家が利用するためのもの、第2に企業が自らの事業の社会的なリターンを評価しモニターするためのものです。

世の中にこのような社会的なリターンを定量的に評価する方法が無いのかというとそういったことは全く無く、色々な基準が存在します。この当たりの異なる基準の詳細については改めてご紹介したいと思いますが、スタートアップ企業に適用される評価基準は存在しないのが現状です。これはスタートアップ企業だけにビジネスによる社会的なリターンは実現していないことが多く、ビジネスモデルの中に埋もれているため、評価が非常に困難なためです。

長くなってきたので今日はこの当たりで、、、ところでSocial ResponsibilityとかSocial Impactの良い日本語訳ってないですかね?とても読みにくい文章を書いてしまい反省してます。

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クラブミュージックのご紹介を続けたいと思います。今日はClazziquai ProjectのFill This Nightです。マニアック路線に走っていますが曲は聴きやすいのでぜひiTunes等で視聴してみて下さい。写真は同曲収録のアルバムColor Your Soulです。

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このユニットは韓国系ですが、m-floとの関わりがあり日本でのデビューにいたりました。男性ボーカル(Alex)と女性ボーカル(Christina)の姉弟によるツインボーカルのユニットなのですがAlexはm-floやFreeTEMPOの曲にゲスト出演しています。音楽も「日本」というくくりではなく「アジア」というくくりになりつつありますね。
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by yoshi_525600 | 2010-01-15 07:00 | 社会起業/Social Impact

Wharton Social Venture Fund(Faint)

Whartonに限らずビジネススクールでは勉強以外の課外活動でリーダーシップを発揮することを求められます。クラブで役職につくことは個人の学生生活の充実や学内での評価に留まらず、採用活動の際にも重要になってくるため私費学生としては侮れません。

但し、残念ながら手を挙げればポジションにつけるわけではないため、クラブの中で人気ポジションにつくのはかなり困難なのです。。。Whartonに入学するためにアプリケーションを一生懸命書いて、これでリクルーティング以外は選考の対象になることはないと思っていたのですが、このクラブでリーダーシップポジションにつくために勉強の合間を縫ってひたすらアプリケーションを出し続けるという事態に見舞われました。。。

当然、Top of the topの人材が同じポジションを狙って競合しているので中々思い通りに行かないことも多かったのですが、この度晴れてWharton Social Venture Fundの選考に合格しました!!!

将来の夢はSocial Venture Capitalistと出願エッセイにも書いたほど思いの強かったポジションだったので喜びも最上級です。アプリケーションプロセスはエッセイ3つ(① なぜWSVFへ入部を希望するのか?(500 words)、② あなたの短期および長期のキャリアのゴールは?WSVFはキャリアゴールに如何に関連するのか?(250 words)③現段階での他の課外活動への時間の割り当ては?(100 words))と、その後2年生とのインタビューが1回ありました。

さて、このWharton Social Venture Fundですが、今後活動を始めた時点で詳しく色々とこのブログでご紹介したいと思いますが、コンセプトはTriple Bottom Lineのファンドです。Triple Bottom Lineと言うのはProfitに加えてPeopleとPlanetに対しても何らかなの付加価値を提供することを目的としていることを指します。このビジネスモデルの魅力や課題についても徐々に取り上げて行きたいと思います。

ところで今週末は雨。。。最高気温が8度ともう冬の様相です。

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さて、今日は久しぶりに洋楽の曲をご紹介します。気分が上がらない時に自分を盛り上げるときに良く聞くLinkin Parkです(今週末はLinkin Parkの曲紹介にします!)そして今日の一曲はFaint。セカンドアルバムのMeteoraに収録です。

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曲自体は短いんですが疾走感と気合の入ったChesterのボーカルが気分を盛り上げてくれる一曲です。
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by yoshi_525600 | 2009-10-16 09:00 | 社会起業/Social Impact

Wharton Social Impact Salon(1979)

素敵な発見がありました!

以前もどこかの記事で書いたと思うのですが、僕にとってSocial Entrepreneurship、Sustainability、Energy、Environmentといった所謂Social Impactについて最前線のアメリカで学ぶ、と言うのがMBA留学の最大の目的と言っても過言ではありません。そんな中Whartonは他のトップスクールと比較してこの分野への取り組みが遅れているのが懸念だったのですが、そこはUPennという総合大学の力と規模を最大限活用して補えば十分だと考えていました。

そんな中、掲題のイベントに出席したところ、予想を良い意味で裏切られる発見が多々ありました。

* Whartonの学長がSocial Impactの分野での発展を最優先事項にしている
* 来春からSocial Impactに特化した授業を開始する
* Social Impact Clubのホームページが10月にリニューアルオープンする
* 社会起業家(の事業)へ投資するファンドを組成している
* Social Impactに興味のある学生が大勢いる(300人近くが出席)

俄然、盛り上がってきました。特に2番目と4番目のポイントは最高ですね。授業はかなりオークション・ポイントを必要としそうなので作戦をしっかりと練らなくてはです(オークション制度についてはまた改めて説明しますね)。ファンドは組成後にDD等、何らかの関わりが持てればと今から興奮しています。各論も去ることながらWhartonの新しい領域における立ち上げフェーズに関われることが何よりも楽しみです。

このテーマについては独立したカテゴリーとしてまた色々とご報告出来ればと思います。

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今日発表するのはSmashing Pumpkinsの好きな曲、第3位。。。ミーハーではあるけれでも絶対に外せない1979です。この曲も先日ご紹介したMellon Collie and the Infinite Sadness(写真)に収録です。

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今までのスマパンっぽくない、浮遊感のある曲なのですが途中からはBillyの張り上げがしゃがれ声がしっかりと聞けます。
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by yoshi_525600 | 2009-08-13 09:00 | 社会起業/Social Impact


NO DAY BUT TODAY


by yoshi_525600

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