カテゴリ:音楽・ミュージカル( 7 )

My Best Musical Top 3に入る傑作を見た:Memphis

随分前のブログでトップ10ランキングを書きましたが、Top 3に変動がありました。1位は引き続きRent、2位はPhantom of the Operaがランクアップ、そして3位に初登場のMemphisがランクインです。良くHairspray とDream Girlsを足して2で割ったイメージと言われていますが、EntertainmentとしてもArtとしても2つのミュージカルとは完全に独立してトップクオリティだと思います。もっとSold Out状態が続いてもおかしくないと思うのですが、TKTSでチケットを買える当たりが不思議です。

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さてこの作品をの魅力を書き連ねると。。。

Great Music … check
Dynamic Dancing … check
Talented Performers … check
Touching Plot … check
Witty Comedy … check

と傑作Musicalに必要な要素をすべて織り込んでいると思います。以下、各項目の解説です。

Great Music:音楽はBon JoviのキーボードDavid Bryanが手掛けており、盛り上がるノリの良い曲から、聴かせるバラードまでさすがTony賞受賞というクオリティです。個人的にはSomeday、Memphis Lives in Me、The Music of My Soul、Steal Your Rock ‘N’ Roll当たりがツボです。耳に残る曲が何曲かあることは名作ミュージカルの必須条件だと勝手に思っていますが、Memphisの場合SomedayはBroadwayを代表する名曲になると思いますし、Steal Your Rock ‘N’ Rollは思わずNah na na na ~♪と口ずさんでしまう中毒性があると思います。

Dynamic Dancing:躍動感あふれる激しい踊りはMemphisの大きな魅力の1つです。最初は「やっぱ黒人って身体能力も高いし、リズム感もいいから、躍動感のあるダンスを見せるなー」と関心していたのですが、白人ダンサーも負けず劣らずのパフォーマンスで、キャスト全員のダンスが僕が今まで見たミュージカルの中で最高峰のものでした。特に巨体の兄ちゃんが見せる軽やかなステップは一見の価値ありです(膝への負担が大きいんじゃないかと心配しちゃいましたが、、、)

Talented Performers:キャストのダンスのクオリティが最高なのは既に書いた通りなのですが、それ以上に素晴らしかったのが主役の2人。ヒロインのFeliciaを演じるMontego Gloverはその細い体のどこからそれだけの声量が?と驚いてしまうほど圧倒的な歌唱力を披露してくれます。そして歌唱力だけでなくスタイルもよく、かわいいと来ているので文句のつけようはないでしょう。一方で実在したDJがモデルとなっているHueyを演じるChad Kimballはちょっとコミカルなおどけた役を見事に演じきります(RentのMikeの動きを彷彿とさせる)

Touching Plot:ストーリーはとても分かりやすく、英語が得意でない人も簡単に理解できると思います。ある意味わかり安すぎて展開が容易に想像できるのですが、その想像通りの展開でも感動を与えてくれます。またストーリーの中心はあくまでも人種差別とそれを乗り越えようとする主人公2人の話なのですが、周りを取り巻く脇役の事情も良く作りこまれていてストーリーに深み加えています。エンディングについては特に賛否両論のようですね。でも他のエンディングってあり得ない気もします。。。

Witty Comedy:まじめに捉えれば重く、そして暗くなって終いかねないストーリーにも関わらず、一切後味の悪さがないのは絶妙に散りばめられた笑いの数々だと思います。ストーリーで笑わせるポイント、セリフで笑わせるポイント、歌で笑わせるポイント、動きだけで笑わせるポイント、と気の利いた数々のコメディの要素がミュージカル全体を明るく楽しくしてくれます。だって歌のタイトルがScratch My Itchですよ。。。

有名どころのミュージカルはすべて見てしまって次に何を見ようか悩んでいる方がいればMemphisを自信を持ってお勧めします!映画化されないかなー。オリジナル・キャストで。まずはサウンドトラックを買って我が家のヘビーローテーションにしようと思います。
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by yoshi_525600 | 2010-09-01 20:00 | 音楽・ミュージカル

久しぶりのミュージカル鑑賞:Billy Elliot

趣味はミュージカル鑑賞というぐらいミュージカル大好きなのは今までも何回か書きましたが今回はBroadwayで去年の4月以来、久しぶりにミュージカルを見てきました。昔であればTKTSに並ばずに定価で前列のチケットを購入していたのですが、今は学生の身なのでSouth SeaportのTKTSまでバスで片道30分かけてチケットを購入しにいきました。資金があるときには時間がなく、時間があるときには資金がない、世の中うまくできているものです。

そして今回見ることにしたのは映画「リトルダンサー」のミュージカル版リメイクとなるBilly Elliotです。映画でもミュージカルでも、音楽でもそうですが、景気が悪くなると制作費が確保できないため、新たな作品を作り上げる人は少なくなり過去の名作のリメイクが増えますよねー。このトレンドは良し悪しなのですが過去の名作が新たに若い人たちの目に触れるのは間違いなく良いこと、その一方で芸術界としての創作力が育たないのは明らかに悪いことと言えるでしょー。もっともBilly Elliotに限っていえば初公演は2005年のロンドンだったのでBroadwayデビューは遅かったものの制作時期は景気も良い頃でした。

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肝心のミュージカルですがストーリーは典型的な成功物語、音楽はSir Elton Johnによる作曲、2009年のTony賞では15のカテゴリーでノミネート(これはThe Producersと並ぶ歴代記録)、Best Musicalを含む10個のカテゴリーで受賞、と期待値はあがりまくりでした。そして見た後の評価は、、、期待値が高かったからかちょっと残念な☆3つ(5段階評価です)。

素晴らしかったのは主役のBillyのダンス。正直バレーの上手下手は分からないのですが、ステージ上での存在感、観客の盛り上がりと子供とは思えない素晴らしいパフォーマンスでした。一方で残念だったのは音楽と歌。ミュージカルが終わった後に頭に残る曲はゼロ。。。そしてキャストの歌唱力はいまいち。Billy役の子もダンスの実力を優先して選んでいるからなのか、歌唱力はいまいちでした。ストーリーは平均的でしたが、笑えるシーンを結構散りばめており、それなりに楽しめました。ただ少し中だるみした感はあります。

評価は厳しめですがダンスは一見の価値ありです。

Billy Elliot the Musical ☆☆☆★★
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by yoshi_525600 | 2010-08-16 23:00 | 音楽・ミュージカル

少し遅かったけど久しぶりに名曲に出会った感動

日本に帰ってからというものCDショップに入るのは本当に危険です。自制心を働かせるのが本当に大変。そんな中、久しぶりに名曲に出会いました。ちなみに先に断っておきますと音楽を聞いている時は自分が三十路オーバーだということ忘れて心は常に10代です(さぶっ)。なので趣味が若ぶっていても優しくスルーして下さい。懐メロも大好きです。

最初に手を取ったのはミスチルの桜井和寿がオールスター級のメンバーの演奏でカバー曲を歌うBank Bandの3rdアルバム。RADWIMPSの『有心論』が収録されていて「なかなかセンス良いじゃん、桜井!」と上から目線で見ていた中、目にとまった曲が1曲。。。フジファブリックの『若者のすべて』。確か去年ボーカルの人が若くして原因不明の死因で他界してしまったバンドだよなー、程度の認識しかなかったのですが丁度ベストアルバムも発売されていたので視聴してみました。

いやーーいい曲ですね。ぶっちゃけ歌はあんまり上手くないと思うんですがメロディーと歌詞と味のある声が絶妙に組み合わさって秀逸な曲が完成してると思います。あまり多くを語るより実際に聞いてもらうのが一番でしょう(残念ながらビデオクリップはリンクが貼れないのでLive Versionをお楽しみ下さい)。僕は結局ベストアルバムを購入。この夏のヘビーローテションとして楽しみたいと思います(Bank Bandバージョンもいいですよ)。


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by yoshi_525600 | 2010-07-02 22:00 | 音楽・ミュージカル

玉三郎と同じ時代に生きていることの幸福

タイトルは現代最高の舞台俳優と呼ばれる坂東玉三郎について書かれた本(下記写真)の最初の一文です。続いて著者は「玉三郎を知らない人はなんてもったいない」という趣旨の文章が続いていました。歌舞伎は見たことが無いのですが、妻が日本舞踊で舞台に立つ等興味を持っていたこともあり、本日京都の南座まで「坂東玉三郎特別舞踏公演(中村獅童出演)」を見に行ってきました。

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演目は2つ。
① 地唄 由縁の月(ゆかりのつき)
② 長唄 義太夫 重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)

最初の歌は玉三郎が一人で10分間優雅に舞います。ちなみに解説によると「舞い」と「踊り」の違いは「舞い」は摺り足等の水平な動きで表現を主にするのに対して「踊り」は飛んだり跳ねたり垂直の動きが中心になるとのこと。この最初の演目は非常テンポもゆっくりで他の人が演じていたら居眠りしてしまいそうな曲なのですが、不思議と玉三郎の演技からは目が離せません。完全な素人でもすごいと思わせる足捌き、センスを使った演出、ひとつひとつのポーズを決めるときの姿勢、そして女性を演じる表現力、秀逸でした。

2つ目の曲は1時間以上に渡る歌舞伎の物語。ストーリーは割愛しますが玉三郎はヒロインとして登場します。中村獅童は悪役で、また若手の中村隼人(16歳)も出演したとても華やかな舞台でした。幾つか見せ場あるのですが「すごい」、「かっこいい」、「美しい」としか表現のしようが無く、自分の語彙の無さを嘆いてしまいたくなります。172センチと立女形としては比較的高い身長で女より女らしいと言われる演技(男役との身長差を演出するため普通以上に腰を折って演技をしているらしい)をするには果てしない練習をしてきたことは想像に難くありません。加えて16歳の若手を自らの講演に抜擢する若手を育てるという姿勢も素晴らしいと思います。

玉三郎はインタビューで以下の通りコメントしています。やはり一流からは学ぶところは多いですね。どことなく今までのブログで紹介した内容と通ずるものがある気がしますね。業界は違えど一流を目指す以上はこの心構えを教訓にしていきたいと思います。

「遠い未来に焦点をおくことより、今この瞬間に集中し、今日の舞台が終わればもう明日の舞台のために最善を尽くすよう心掛けてきたし、その明日が終われば明後日と、一日一日を過ごしてきました。お客様さまはご自分の時間を割いて劇場に足を運んで観に来てくださいます。わたしが人生を切り取りながら舞台に立つのは当然の努めです。」

玉三郎がスターの座にたどり着くまでの道のりには紆余曲折のドラマがあります。それについてはもう少し詳しくなってから書ければと思います。今日を機に歌舞伎を少し勉強してみようと思います。
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by yoshi_525600 | 2010-06-27 21:00 | 音楽・ミュージカル

Wicked(Around the World/Harder Better Faster Stronger)

今日は久しぶりのミュージカルWickedを見てきました。4年前にニューヨークで見て以来の2度目の鑑賞ですが、やはりクオリティの高いミュージカルは何度見ても楽しいですね。今回は事前に奥様方数名からエンディングが良く分からなかったので後で教えてほしいというリクエストを頂いてたので第2部は特に注意して見ました。

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その結果、、、良く分からなかった、、、(涙)なので帰宅後さっそくインターネットリサーチをして解決。この場ではこれから見る予定の方もいるかも知れないので内容は割愛いたしますがややこしいです。そして、オズの魔法使いのストーリーを知っているとより楽しめると思います。

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さて、そろそろクラブミュージックシリーズも洋楽に移ろうかと思います。最初は超有名な一曲。Daft Punkのライブ・アルバムAlive(写真)収録のAround the World/Harder Better Faster Strongerです。

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ちなみにHarder Better Faster Strongerは蟹江・西(Kanye West)さんのStrongerでサンプリングされている曲なのでご存じの方も多いと思います。Daft Punkで最も有名な曲はOne More Timeですが、他にもノレる曲が多くお勧めです!
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by yoshi_525600 | 2010-01-23 03:00 | 音楽・ミュージカル

Dirty Rotten Scoundrels(In the End)

先日フィラデルフィアで初ミュージカルに行ってきました。2005年にトニー賞にノミネートされていたコメディのDirty Rotten Scoundrels(邦題「ペテン師と詐欺師」)です。舞台は歴史を感じるWalnut Street Theatreです(タイポじゃありません)。ミュージカル狂の僕が見逃していたミュージカルだったのですが、まさかフィラデルフィアで観ることがきるとは思っていなかったので感動でした。

ストーリーは単純明快で、ベテランのペテン師とその弟子の詐欺師の二人がとあるお嬢様をどちらが先に落とすことが出来るかを競いあうというものです。残念ながらジョークのすべてを理解しきれていないのが歯がゆいのですがそれでも十分楽しめる作品です。ちゃんとした落ちもありますしね。

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今後もMamma Mia、Wicked、Fiddler On the Roofといったミュージカル公演があるようなので制覇していきたいと思います。日常的にミュージカルが観れる環境って最高です!でもやっぱりブロードウェイにいって最新のミュージカルを1週間ぐらいの滞在で完全制覇したいですねー。

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さて、今日は昨日に続いてLinkin Parkの曲をご紹介。ファーストアルバムにして大ヒットしたHybrid Theory(写真)に収録されているIn the Endです。

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日系アメリカ人の父を持つボーカルのMike Shinodaのラップのリズムが心地の良い一曲です。そう、昨日はボーカルをChesterとご紹介しましたがこのバンドはツインボーカルなんですねー。この二人のバランスがLinkin Parkの魅力の一つです!!
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by yoshi_525600 | 2009-10-17 22:00 | 音楽・ミュージカル

ミュージカルが大好きです(Seasons of Love)

以前NO DAY BUT TODAYというブログを書いてた程、ミュージカルが大好きです。
特にRENTはブロードウェイで3回、日本で1回、映画は数えきれない程見ています。
このブログのURLも名前の後の数字も全てRENTから取っています。
無事にMBA留学を果たすことが出来たら最近のミュージカルを色々見てみたいと思います。

さて、そんな僕の好きなミュージカルTop 10(今日の気分)の発表です。

⑩ Bombay Dreams(インドの音楽が素敵)
⑨ Les Misérables(ストーリーが切ない)
⑧ Miss Saigon(ヘリコプターがすごい)
⑦ Cats(Memoryをはじめ名曲ぞろい)
⑥ Producers(とにかく笑える)
⑤ Wicked(演出、音楽ともにハイレベル)
④ Hairspray(登場人物が魅力的)

そしていよいよトップ3

③ Phantom of the Opera(ミュージカルと言えば、、、)
② Lion King(大人から子供まで誰でも楽しめる)

もう既に答えは出てますが、栄光の1位は、、、

RENT(全てが最高です)

こう書いてみるとAndrew Lloyd Webberの他の作品(Women in White、Sunset Blvd等)
Disneyの他の作品(Marry Popins、Tarzan、Beautify and the Beast、AIDA等)や
大ヒットした作品(Chicago、Avenue Q、Jersey Boys、A Chorus Line、Mamma Mia等)が
入ってこないところからも、いかにアメリカには秀逸なミュージカルが多いかが見て取れますね。

今日の1曲はそんな中から個人的にミュージカル史上最高の1曲だと思うこの曲です。
Seasons of Love(オリジナルキャストの3枚組が一番お勧めです)

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この曲の魅力は、歌詞、メロディ、コーラス、イントロのピアノ、つまり全てです。
まだ聴いたことの無い方はいないと思いますが、とにかく必聴です。

個別のミュージカルについては今後、少しずつ紹介して行きたいと思います。
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by yoshi_525600 | 2009-03-31 12:00 | 音楽・ミュージカル


NO DAY BUT TODAY


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